2012年6月24日日曜日

TwonkyBeam DTCP-IP対応レコーダと動作可能端末について

Twonky BeamでBDレコーダと連携する際にはBDレコーダと使用する端末(チップセット)との組み合わせが重要ですが、なかなか分かりにくいところです。

ネットの記事や公開されているカタログ、仕様&自分で試してみたものを元にまとめてみました。 あくまでもカタログ上での予想がほとんどで、全てを試したわけではありません、念のため(笑)。

このひっそりやってたブログも最近見てくださる方がいるようなので、ぜひ試してみてください。



 対応レコーダ

PacketVideo社公式ホームページには以下のソニーのレコーダが謳われています。

BDZ-AX2700T、BDZ-AT970T、BDZ-AT950W、BDZ-SKP75、BDZ-AT770T

これらはどうやらトランスコーダを搭載しており、録画モードに係わらず720pでH.264/AACに自動変換してくれるそうです。 つまり1080i(1920x1080インターレース、放送向け)が再生できなくとも720pHDを再生できるアンドロイド端末で有ればほぼ再生が可能と思われます。 最近発売しているAndroid4.0端末(TwonkyBeamでDTCP-IPはAndroid4.0以上が必須)で有ればほぼ720pは対応しているはずなので、再生できないことはほぼ無いとみて良いのでは?上記BDのモデルを持ってる人にはTwonkyBeamは必須アプリではないでしょうか。

また、詳しい人の間では有名な話ですが、パナソニック製DIGAのBDレコーダも手動でトランスコードができます。事前に”持ち出し番組作成”をおこなっておけば持ち出し番組のフォルダに携帯端末向けにトランスコード(VGA, H.264/AAC)を行ってくれます。
公式ページには謳われていませんが、DIGAの持ち出し番組もAndroid4.0の端末でほぼ全機種行けると思われます。

また余談ですが、ソニーの上記機種とDIGA ではライブチューナでの再生もできます。

その他のトランスコーダの無いレコーダ

その他のレコーダは基本的に録画モードに依存します。映像H.264、音声AACを使用しているモードのみ再生できます。またモバイル向けのトランスコーダを使用しないのでテレビ向け1080i(インターレース)の再生能力がAndroid側に必要になります。(再生能力については後述)

各社録画モード一覧

シャープAQUOS


パナソニックDIGA(上記持ち出し設定をしない場合)


東芝REGZA


ソニーBRAVIA(BDZ-AX2700T、BDZ-AT970T、BDZ-AT950W、BDZ-SKP75、BDZ-AT770T
以外)


注1: 赤字はアンドロイド端末上で再生不可、黒字は可

注2: 
- 緑のハイライトは映像、音声供に再生可
- 黄色のハイライトは映像、音声どちらか片方再生可
- グレーのハイライトは映像、音声ともに再生不可

Android再生能力

さて次は対応Android側の再生能力についてです。現在発売されているアンドロイド端末はほぼTI社、クアルコム社、NVIDIA社のどれかのチップセットを使っています。自分の端末がどのCPUかを以下で調べてみてください。
クアルコム社
http://ja.wikipedia.org/wiki/Snapdragon
TI社、OMAP
http://ja.wikipedia.org/wiki/Texas_Instruments_OMAP

NVIDIA社、Tegra
http://ja.wikipedia.org/wiki/NVIDIA_Tegra
なお、サムソンはサムソンのchipsetでいずれも1080iまで再生できます。

以下がネット上のチップセット情報、端末情報をまとめた再生能力一覧です。
*時間の関係上一応あまり古いものは含めていません。

 

おそらく、チップセットを実際に端末化する各携帯メーカによっては上記
の通りにならないかもしれません。(あくまでも予想ですので、ご容赦を・・・)

前述のソニーのレコーダや、DIGAの持ち出し番組は720pHDに○があれば再生できるはずです。
---> (この表のピンクにハイライトされているOMAP3630以外)

その他のレコーダに関しては、1080iHDに○が付いている必要があります。
       --->(この表の緑のハイライトのみ)





1 件のコメント:

  1. DIGA DMR-BZT810 ライブチューナーでの視聴ができませんでした。クライアントはASUS TF700Tです。

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